低血糖への不安について

低血糖の症状は人によって違いますが、酷い症状が出た経験がある場合、非常に不安になってしまうこともあるでしょう。次に低血糖になってしまったらそのまま意識を失ってしまうかもしれない、というような不安はないでしょうか?

 

あまりにも不安が大きい場合、インスリン注射の回数を減らしたり、処方されている薬の量を減らしてしまう人がいるようです。しかし、低血糖は治療の効果が出ている証拠でもあると考えましょう。

 

薬がしっかり効いているからこそ症状が現れます。非常に不安が大きい場合、いつも何かを口にする癖がついてしまったりして、治療効果が得られないこともあります。

 

大変なことではありますが、糖尿病にかかっている人の場合、治療をしていく上でどうしても低血糖と付き合っていかなければなりません。規則正しい食事を心がけたり、インスリン注射のあとに時間をあけすぎずに食事を取ることを心がけましょう。

 

正しい方法で治療を続けていけば、それほど重い低血糖の症状が現れることはありません。もし症状が現れてしまったとしても、自分でそれにいち早く気付くことができれば、心配することはありません。

 

早めにジュースを飲んだりブドウ糖を口に入れるようにすれば、症状が酷くならないうちに抑えることができます。どうやって低血糖を起こさないようにするかということばかりを考えるのではなく、症状が現れてしまった時の対策について考えるようにすることが大切です。

 

 

糖尿病予備軍

低血糖を知るためには、糖尿病について考える必要があります。はっきりとした糖尿病患者だけが低血糖について知っておけばいいというものではありません。

 

検査をした結果、まだ糖尿病とはっきり言えるほど症状が重くないものの、同じ生活を続けていたらいずれは糖尿病になる可能性が高いという人もいます。こういった人たちは糖尿病予備軍、または境界型と呼ばれています。

 

予備軍の人は、健康な人に比べると血糖値が高く、値を下げる努力をせずに過ごした場合、高確率で糖尿病になってしまいます。もちろん、対策を取らずにいれば100%糖尿病になってしまうというわけではありません。

 

ですが、検査で健康と診断された人に比べると、何倍も可能性が高いと思っておいたほうがいいでしょう。もし、生涯糖尿病と分類されることはなかったとしても、予備軍と判断されたということは、健康と判断された人より不健康であるということに違いありません。

 

そういった人は、健康で長生きするためにも、すぐにできる対策を取り入れていくといいでしょう。また、予備軍の人は、1度正常値に数値を戻すことができたとしても、気を付けていないとまた予備軍に逆戻りしてしまうことが多いです。

 

健康な人に比べると糖尿病になりやすいということを理解し、予防に努めるようにしましょう。実際に糖尿病になってしまったとしても、注射に慣れれば問題ないと考えてしまう人もいるかもしれません。

 

ですが、低血糖になってしまうと非常に大変なので、まだ改善の余地があるうちに努力をしたほうがいいでしょう。